神話
ハワイでは、歴史と神話に区別がはっきりとありません。
口語で伝えられてきた話が多く、それはそれぞれのʻOhana(オハナ=家族)によって異なったりもします。ここで紹介するものも、それぞれの違いがあると思いますが、答えはひとつではないとゆうことがわかります。
〜ハラのはじまり〜
マグマの女神ペレ。怒りっぽい情熱的な女性でもある彼女が、KAHIKI(カヒキ=ハワイの向こう側)からカヌーを乗ってハワイへやってきました。島に着くときにカヌーが海の上で動かなくなりました。不思議に思ったペレは、海の中に手をいれ、カヌーにひかっかているハラの根(ウレハラ)を見つけました。怒ったペレは、それを島に放り投げ、そこからハラが生育したと言い伝えられています。
He moʻokūauhau
家系図
おかあさん:ハウメア Haumea
おとうさん:モエモエアアリイ Moemoeaʻaliʻi
- 1.カモホアリィ(長男) Kamohoaliʻi
- 2.カーネへキリ(次男) Kānehekili
- 3.カウイカヌイマーケハイカラニ(三男) Kauilanuimākēhāikalani
- 4.クーハイモアナ(四男) Kūhaʻimoana
- 5.カーネミロハイ(五男) Kānemilohaʻi
- 6.レホ(六男) Leho
- 7.カーネイコーカラ(七男) Kāneikōkala
- 8.ナーマカオカハイ(長女) Nāmakaokahaʻi
- 9.ペレホヌアメア (次女) Pelehonuamea
- 10.カポーウラキーナウ (三女) Kapōʻulakīnaʻu
- 11.カポーコヘレレ (四女) Kapōkohelele
- 12.ヒイアカカルアカラウ (五女) Hiʻiakakaluakalau
- 13.ヒイアカクイレイ (六女) Hiʻiakakuilei
- 14.ヒイアカイカポリオペレ (七女 末っ子) Hiʻiakaikapoliopele
諸説あり、ハワイ大学の資料をもとに制作しています。
特に、姉妹、兄弟の順番が違う資料もあり、
〜ハラのはじまりのもうひとつの言い伝え〜
マグマの女神ペレのお兄さん、カモホアリイ。彼はサメの化身でもあり、ペレの姉妹、兄弟の一番上のお兄さんになります。彼は、ハワイへやってくるときに非常食として、ハラの実(アーフイハラ)を持ってきて、ハワイに植えたともいわれています。
〜ハラの化身〜
ハワイの神話には隠されたストーリー(カプ)もいくつか存在しています。その中のひとつが、ペレの姉妹のひとり、カポーウラキーナウです。